「はじめての高配当株投資」 買い時を考えてみよう!

こんにちは〜 一気に暖かくなりお昼寝が日課になっているプリケツ太郎(@puriketsutarooo)です。

悩み中
悩み中

高配当株投資やってみるぞ〜!

って思ったんだけど、買い時がわからないよ〜

買うタイミングを教えて〜

今回は「はじめて高配当株を購入してみたい」と思っている方向けの記事になっております。

この記事を書くにあたり参考にさせていただいたのは今回も、藤本壱さん著の『高配当・連続増配株投資の教科書』です。

今回の記事を読めば、高配当株の買い時パターンをいくつか知ることができます!

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高配当株投資の特徴

高配当株投資の買い時を学ぶ前に特徴を知りましょう!

①長期投資向け

株式投資のイメージとして、買った時より値上がりしたら売却するというものがあるかと思います。

このスタイルを短期投資と呼びます。

とてもシンプルで分かりやすいですが、日々の株価変動を気にしながら生活する必要があり、精神的に疲れてしまうと思います。

また、購入・売却のたびに手数料も発生するためその分も値上がり幅を加味しなければ損してしまいます。

一方、高配当株投資は日々の小さな値動きには反応せず、保有を続ける長期投資のスタイルと相性が良いです。

毎年利益、売上が成長し、年々配当額が増えていっている成長企業を除き、高配当企業は今後さらに大きな成長を見込むのが難しい大企業が多いため、短期間保有で売却しても利益が出ないのです。

また高配当企業とは、毎年コンスタントに利益を稼ぎ、株主に対して還元意識の高い会社ですので、株価下落があっても数年後には株価は回復しているでしょうし、株価下落中も配当金を受け取り続けられるので精神的に楽に保有を続けられると思います!

②なるべく安いときに買えればベスト

高配当株は短期投資とは異なり、買いのタイミングはあまりシビアに考える必要はありません。

一番安いときに買い、一番高いときに売る必要がないからです。

高配当株は長期保有を前提に購入をするため、売ることをあまり考えません。

とはいえ、なるべく安いときに買えるに越したことはないですので、そのタイミングは後々紹介していきますよ!

③多少の株価変動で売らない

買ってから株価が下がり(上がり)含み損(含み益)になってしまっても、”早めの損切り(早めの利確)”で売却をしてしまうのはやめましょう。

そもそも株価は変動を繰り返すものです。

仮に含み損になってしまったとしても、高配当株の場合は毎年配当金が出ます。

それをもらい精神を落ち着かせることもできますので、売却したい気持ちをグッとこらえることが大切です。

高配当株の買い時

ここから高配当株の買い時を何種類か紹介します。

押し目買い

株価が上昇トレンドに入ってから「押し目」をつけたあと、また上昇していくようであればそれが買い時です!

このような買い方のことを「押し目買い」と言います。

押し目

株価上昇中の一時的な下落のこと。

株価は上昇していく際、ひたすらに上がり続けることはほぼありません。

上がっては少し下がり、また上がるというのを繰り返して上昇していきます。

このように上昇中の一時的な下落のことを「押し目」と言います。

図で表すとこんな感じです。

押し目買いの買い時は2つほどあります。

1つ目は、押し目後、少し時間をおき株価が上昇していることを確認したタイミング

少し時間をおく理由としては、「押し目」が本当に「押し目」なのかを判断するためです。

押し目だと思ったら、そのまま上がらず下落トレンドに、、なんてことも。

2つ目は、押し目をつけてから直近の高値を更新したタイミング

押し目をつけたあと、直近の高値を更新した場合、今後も上昇が続くことが予想されるため、買いの判断をすることが多いです。

市場全体が急落したとき

株式市場では年に1,2回くらい市場全体的に株価が大きく下がることがあります。

世界全体に悪い材料が出て、日本もそれに巻き込まれる形で下落します。

最近で言えば、コロナウイルスの流行やロシアのウクライナ侵攻などです。

悪い材料がその企業に関係ないことだとしても、巻き添えを食らい株価が下落してしまいます。

しかしそれは、企業の業績は下がっていないのに株価が下落してしまっているため、一時的な下落であることが多いです。

なので、このタイミングで買うことができれば株価回復時に含み益もゲットできるし、配当利回りも上がるため良いことしかありません。

まさにバーゲンセールなのです!

ただ、株価が下がっているタイミングで購入するには相当な勇気が必要です。

なるべくなら、株価が下がりきったタイミングで買いたいですよね。

下落の底を判断する1つの目安として新安値銘柄数というものがあります。

新安値銘柄数

以下のア、イの場合でその期間の中で最安値を記録した銘柄数が何社あったかを示す指標のこと。

ア(株価急落が1〜3月に発生した場合):前年の1月からその日までの期間

イ(株価急落が4〜12月に発生した場合):その年の1月からその日までの期間

新安値銘柄数が急増したタイミングが下落の底となる傾向があるため、その直後に購入すると良いかもしれません。

新安値銘柄数はインターネットで検索すれば出てきますので注目してみましょう!

好材料が出たとき

企業が好材料を発表したタイミングで買うのもいいと思います。

具体的な好材料とは、

「画期的な新製品の開発に成功」

「特許の取得」

「年度の途中で業績の上方修正」

「自社株買いの発表」

「増配の発表」

こんな場合です。

ただ、このパターンは「押し目買い」や「市場急落時」に比べ、買い時が難しいです。

ちなみに、自社株買いの発表がなぜ好材料なのかについては、別で記事がありますので是非読んでみてください。

人気がなく安値で放置されているとき

株式市場では、何らかの話題が出てそれに関連する銘柄に人気が集まり、それ以外の銘柄が放置され売られやすい状態になることが多々あります。

業績が悪くなったわけではないのに、話題の銘柄の方が株価が上がるんじゃないかという期待から放置され売られてしまうのです。

「隣の芝生は青く見える」ってことです。

そうやって忘れられている銘柄を見つけることができれば、躊躇せず買いましょう。

一時的に忘れられているだけですので、少ししたら株価も回復し結果的に割安で購入することができるでしょう!

まとめ

今回は、はじめて高配当株を購入してみたい方に向けて、買い時をまとめました。

・押し目をつけた時に購入する
買い時①:押し目後、少し時間をおき株価が上昇していることを確認したタイミング
買い時②:押し目をつけてから直近の高値を更新したタイミング

・市場全体が急落し、新安値銘柄数が急増した直後に購入する

・好材料が出た時に購入する

・人気がなく安値で放置されている時に購入する

今年は、アメリカの長期金利上昇など、株式市場全体が急落するような材料があると思うので、参考にしてみてください!

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